コンピュータと人の違い
私は幼い頃からプログラミングをやっておりコンピュータについてそこそこ詳しい。
コンピュータの仕組みから教訓を得て
生活に生かしてた部分があったが、
最近、脳について学び、間違ってることが
わかったのでここに整理しておこうと思う。
コンピュータと脳の違い、それは、まず、
情報の扱い方
だ。コンピュータは、CPUがメモリに貯められた命令の塊を一つづつ順番に処理しながら動作する。そのため、命令を1つ処理する時間を小さくして、高速化して処理行う。
情報は一つづつ選択され、
一つづつ計算する。これを高速にやれると
高性能なコンピュータになる。
それに対して人間の脳は同時に処理される。
脳に入ってくる情報は
・五感の情報
・記憶(過去に経験した体験)
でありこれが同時に入ってくる
これを意識に全て注ぎ込むと
混乱して思考できない。
そこで、情報の取捨選択を行い
必要な情報だけを意識に送り
思考する。
また人間には無意識による自動運転機能が備わっている。
同じことを繰り返し行うと、
意識ではなく無意識でその行動ができるようになる(その行動専用の回路が脳内に作成されるため)
無意識で出来ることが増えると
また新しいことを意識で考える余裕ができる。
例えば、テニスを始めた最初の頃は、テニスの振り方、ボールとラケットの位置などに意識はあるだろう。でも、上達してくるとそれは無意識化になり、今度は戦術を意識化で考えるようになる。こんな感じで意識と無意識は役割分担しながら活動している。
結局なにが言いたかったのかというと
コンピュータは高速に一つ一つ処理することで行動
人間の脳はたくさんの情報を取捨選択して意識に送り、
無意識と意識の組み合わせで行動
なので、情報を処理する素早さより、
落ち着いて正しく取捨選択すること。
すなわち、冷静さが大切になる。
また、丁寧に同じ行動を繰り返すことで無意識化で行動できることを増やすということが
大切である。
私はコンピュータの真似をして、とにかく素早くタスクをこなすことばかり考えております焦りながら生活してきた。でも、
それは間違いだった。
コンピュータはスピードが大切
人間の脳は丁寧さ冷静さが大切
という違いがあると最近気がついた。
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